こんにちは。保険会社のカスタマーセンターに12年勤めた管理人のタロさんです。
お客様の相談に毎日応え続けた経験から、持病があっても入りやすい、メットライフ生命のフレキシィゴールド S(Flexigold S)についてパンフレットよりもわかりやすく説明します。
この保険は人気なんですが、メットライフ生命のHPはイマイチわかりにくく試算もしにくいので、フレキシィゴールドsを考えている人は5分だけ時間を使って読んでみて下さいね。
フレキシィゴールドsは、
持病があっても入りやすく、保障の削減期間がない保険です。
病気をしたことがあるから保険をあきらめていた人や、今まさに通院しているから保険に入れない人のためにある保険です。このタイプの保険は引受基準緩和型(ひきうけきじゅんかんわがた)といって、持病を持っている人に人気の保険です。ここではフレキシィゴールドsの、
・入院保障
・手術保障
・先進医療保障
について解説します。フレキシィゴールドsは持病があっても入りやすい引受基準緩和型の保険ですが、削減期間がないので入ってすぐ満額の保障が受けられます。ここでは保険の基本、入院・手術・先進医療の保障がどんなものかお伝えしていくので、フレキシィゴールドsを考えている人はまずはこの内容から知っておきましょう。
Contents
フレキシィゴールドs 入院保障の内容と、メリット・デメリットは?
はい。フレキシィSの入院保障は、
・通算1095日。
・日帰り入院から保障。
・1回の入院で60日まで保障。
という、保険としてはスタンダートな内容です。保障としてはシンプルすぎるぐらいシンプルですね。保険としては十分な内容なんですが、もっと入院保障をもっと充実させたい人は下のリンクも合わせて読んでみて下さい。特約をつけることで保障を増やすことができますよ。
そこはちょっと注意するポイントです。
『1回の入院』とは、退院した翌日から180日以内に、同じ病気かその病気に関連性のある病気で再入院した場合は『再入院分も合わせて60日まで』という決まりになっています。
単純に入院してから退院するまでではないんですね。
ただケガの場合は、退院した翌日からではなく、『事故の日』から180日以内の再入院の場合は合わせて60日の保障になります。
でもあくまで『関連性のある病気かケガの再入院』の場合なので、元々の入院にまったく関係のない病気やケガで再入院した場合は、180日経っていなくても60日分の入院保障が受けられます。
メリットは、シンプルな保障だからこそ保険料が安いというところ。最初からいろいろな保障が入院保障についていないので、保険料が安くなっているんです。保障をもっと手厚くしたい場合は、好きにカスタマイズできるところです。
デメリットは、60日までの入院保障しか選べないところ。他の会社だと120日まで選べる保険も多いんですが、フレキシィSは60日のみです。ただ、今は入院は短いことが多くなっているので、60日の保障でも問題ないことが多いですよ。
フレキシィゴールド S 手術保障の内容と、メリット・デメリットは?
フレキシィゴールドSは手術保障もシンプルです。
・入院中の手術は入院日額の10倍。
・外来手術は入院日額の2.5倍。
・放射線治療は入院日額の10倍。
・骨髄ドナー(提供者)の手術も対象。
・対象手術は約1000種類。
です。入院日額5000円のプランだったら、入院中の手術は10倍の5万円、外来手術(入院しないで受ける手術)は12500円がもらえます。
放射線治療はガンの時に受けることが多い治療法です。入院中にすることもありますが、外来で受けることも多い治療です。この手術保障は60日に一回。放射線治療は何回も受けることが多いので、1度放射線治療で手術保障を使っても、60日後にまた放射線治療をした時は次も保障が受けられるんですね。
ガンのときに放射線治療を受ける人は本当に多く、保険会社には毎日必ず請求が入るほどの治療法なので、この保障があれば安心です。
これは白血病の人などのために、自分の骨髄幹細胞または末梢血管細胞を提供するための手術です。
この手術は『自分の治療』ではないので古い保険だと対象外のものが多かったんですが、最近は対象になる保険が増えていますね。この手術は保障が始まってから1年後からが対象になり、保障されるのは1回のみ、入院給付金の5倍の金額が支払われます。
いいえこれはどこの保険会社もそうですが、フレキシィゴールドSにも対象外の手術があります。対象外の手術を下にまとめてみました。
・創傷処理
・皮膚切開術
・デブリードマン
・骨または関節の非観血的整復術、非観血的整復固定術および非観血的授動術
・抜歯手術
・鼓膜切開術
・鼻腔粘膜焼灼術、下甲介粘膜焼灼術および高周波電気凝固法による鼻甲介切除術
・鼻内異物摘出術および外耳道異物除去術
・角膜・強膜異物除去術、結膜下異物除去術および結膜結石除去術
そうです。親知らずを抜いても、手術保障はされないんですね。対象外の手術はどこの保険会社も似たものが多いんですが、少しづつ違うので比較する時はここもポイントにしておきましょう。
メリットは、正直そこまで大きな部分はありません。手術保障としてはまあまあといった内容です。手術の保障がもっと欲しい人は、他の保険も検討する余地がありますね。
デメリットは、外来手術の保障が小さいというところ。入院保障の2.5倍しかもらえないというのは、ちょっと保障としては小さめです。大腸ポリープや白内障の手術など、入院しないで受ける手術は意外に多いです。そのときこの保障だと、ちょっとさみしいですね。
フレキシィゴールド S 先進医療の保障の内容と、メリット・デメリットは?
最後は先進医療の保障です。先進医療の保障は、
・通算支払限度2000万円まで。
・先進医療技術料と同額がもらえる。
・先進医療一時金として5万円も追加でもらえる。
・保障は10年更新。
というものです。
先進医療はほとんどの場合で健康保険が使えないので、何百万円もお金がかかることも珍しくありません。普通の人がそんな治療費を出すのは正直難しいですよね。でもこの保障に入っていれば、その技術料が保険から支払えます。
注意点は先進医療の保障は10年更新というところ。
フレキシィゴールドsの入院などの保障は一生の保障ですが、先進医療は10年ごとに自動更新されます。通算支払限度の2000万円は、更新前と後で合算です。そして更新ごとに保険料は少し上がりますが、先進医療の保険料はもともと安いので、気にするほどの保険料じゃありません。
先進医療の保障はつけないこともできるので、もし必要なければ外すこともできます。でもこれはほんとに保険料も安いし、つけておいた方がいいですね。
そこ、気になりますよね。先進医療はその治療法ごとに『技術料』というのが決まっていて、それが実質先進医療の代金です。でもそのための入院費や検査代は技術料には含まれません。先進医療保障は、その『技術料』の部分の保障なんです。でも入院費などは入院保障でカバーできるので、先進医療の保障をつけておけば、先進医療の代金はほぼ支払われると考えて大丈夫です。
先進医療について詳しく知りたい場合は、詳しくは先進医療特約とは?わかりやすく教えて!にも載っているので、気になる人はそちらも読んでみて下さい。
メリットは、『先進医療一時金』。先進医療を受けたときに5万円がもらえるというものですが、これはついていない保険会社もあります。金額として大きいものではありませんが、あればやっぱり嬉しいですね。
先進医療の保障に関しては、デメリットは特にないです。あえて言えば『10年更新』というところですが、他の保険会社も10年更新が多いので、そこまでデメリットではないですね。
フレキシィゴールド S 保険料はいくら?
そこですよね。さっそくいくらか調べてみましょう。
旦那くんは25歳。
入院日額5000円に、手術、先進医療の保障でフレキシィゴールドSに入ったとすると、
月額3136円。
入る年齢が35歳なら3586円、45歳4241円、55歳5261円、65歳7096円です。
奥さんも旦那くんと同じ25歳。プランも同じものに入ったとすると、
月額3211円。
入る年齢が35歳なら3431円、45歳3916円、55歳4776円、65歳6326円です。
(全てメットライフ生命HPで試算。金額は2019年2月27日のものです。自分で計算したい場合はこちら→メットライフ生命公式HP)
そうですね。ただやっぱり普通の健康な人がはいる保険よりは高くなっています。保険で損をしないためには、フレキシィゴールドsに申込む前に健康な人の保険に入れないかをもう一度確認しておきましょう。持病があっても普通の保険に入れることだってありますからね。保険のプロのFPさんに相談したい場合はFPのチカラで自分の好きなFPさんに相談できますよ。
Flexi Gold S(フレキシィゴールドエス) 申込みの注意点は?
注意点、ありますよ。それは、
持病があっても申し込みしやすい分、健康な人の保険に比べて保険料が高くなっている。
ということ。これは引受基準緩和型の保険はどこの保険も一緒です。
そうですか?だって普通の保険より、保険料はびっくりするぐらい高いんですよ?もしかして持病があるからって普通の保険を最初からあきらめていませんか?病気をしたことがあるからと深く考えず、引受基準緩和型の保険を選んでしまっていませんか?
実は、持病がある人も普通の保険に入れる可能性があるんです。
そうなんです。たとえガンにかかっていても、治癒からの経過年数によっては普通の保険に入れる可能性だってあるんです。
保険の相談を受けていると本当によくあるんですが、持病を持っている人は最初から引受基準緩和型の保険を選んでしまっていて、普通の保険を検討していないことが多いんです。自分は持病があるからこの保険、と最初から決めてしまっているんですね。でも、
持病があっても、病歴があっても、普通の保険に入れることがあるんです。
普通の保険に申込む場合は病歴や治療の期間などを詳しく書くことになるんですが、詳しく書くことで、逆に問題なく入れる場合もあるんです。
それか、体の特定の場所(例えば腎臓や大腸など)の保障が一定期間されないという条件をつければ入れる場合もあります。もし普通の保険に入れれば、保険料をかなり安くできますよ。
そうなんです。コレ、意外に知らない人が多いんです
なのでまずは、持病や病歴があっても、普通の保険に入れるか調べてみましょう。
それでもダメならフレキシィゴールドsに申込めばいいんです。もし普通の保険に入れたら、もっといい保障にずっと安い保険料で入れるんですよ。
そこですよね。どんな持病や病歴なら普通の保険に入れるかというのは、保険会社は公表していません。つまりネットで調べていても答えは永遠に出てきません。ならどうすればいいかというと、
FPさん(ファイナンシャルプランナー。保険とお金のプロの相談員)に直接聞いてみましょう。
FPさんなら保険会社に直接聞いて調べることができるので、自分が普通の保険に入れるのかどうかすぐに目安を知ることができますよ(調べるのに多少時間はかかるかもしれません)。
とはいえ、相談するFPさんをどこで見つければいいかがわからないですよね。ならFPのチカラが便利です。FPのチカラ
は相談するFPさんのプロフィールと顔写真が公開されていて、相性が良さそうな人を指名して相談ができるんです。もちろん相談は無料です。
将来のために入る保険で、損は絶対にしちゃダメなんです。ならまずはプロに話を聞いて、自分が入れる保険を探すのが一番ですよ。
Flexi Gold S(フレキシィゴールドエス) 入院・手術・先進医療 まとめ
さてさて、持病があっても入りやすいFlexi Gold S(フレキシィゴールドエス)の保障をまとめると、
入院保障
- 通算1095日。
- 日帰り入院から保障。
- 1回の入院で60日まで保障。
手術保障
- 入院中の手術は入院日額の10倍。
- 外来手術は入院日額の2.5倍。
- 放射線治療は入院日額の10倍。
- 骨髄ドナー(提供者)の手術も対象。
- 対象手術は約1000種類。
先進医療
- 通算支払限度2000万円まで。
- 先進医療技術料と同額がもらえる。
- 先進医療一時金として5万円も追加でもらえる。
- 保障は10年更新。
というものです。持病がある人には入りやすくいい保険ですが、できれば申込む前に、普通の保険に入れないかを話しやすくて信頼できるFPさんに聞いてみて下さいね。→相談できるFPさんを探してみる。
そしてフレキシィゴールドsを検討するなら、他の特約も知っておきましょう。どんな特約があるのかが知れれば、自分と家族にどんな保障が必要なのか少しづつはっきりしていきますよ。
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健康祝金は本当にお得なの?👇
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通院保障は必要かな?👇
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自分の住んでる地域に合わせて、全国各地のFPさんを指名して相談できるので、保険のお店に行けない人はもちろんですが、信頼できる人に保険を相談したいと考えている人には本当にここがおすすめです。保険で不安があるなら、ここでしっかり相談できるFPさんを見つけるのが安心に繋がりますよ。
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