こんにちは。保険会社のカスタマーセンターに12年勤めた管理人のタロさんです。
お客様の相談に毎日応え続けた経験から、持病があっても入りやすい、メットライフ生命のフレキシィゴールド S(Flexigold S)についてパンフレットよりもわかりやすく説明します。
この保険は人気なんですが、メットライフ生命のHPはイマイチわかりにくく試算もしにくいので、フレキシィゴールドsを考えている人は5分だけ時間を使って読んでみて下さいね。
時間がない人は、色付きの文字だけ読めば2分で大体の内容がわかりますよ。
早速ですがフレキシィゴールドsは、
持病があっても入りやすく、保障の削減期間がない保険です。
病気をしたことがあるから保険をあきらめていた人や、今まさに通院していて保険に入りたい人のためにある保険です。このタイプの保険は引受基準緩和型(ひきうけきじゅんかんわがた)といって、持病を持っている人のための保険なんです。
ここではフレキシィゴールドsの、
・介護一時金
・認知症一時金
について解説します。
介護と認知症、今の時代、これは他人事ではないですよね。若くて健康なうちはいいですが、将来自分が介護状態になったら…。なんとなくそんな不安を抱えてる人も多いんじゃないでしょうか?
その不安、保険で解決できるかもしれません。まずは介護と認知症の保障がどんなものか、そこから知っていきましょう。
Contents
フレキシィゴールドS 介護一時金の内容と、メリット・デメリットは?
まずは介護一時金です。この保障は、
病気かケガで公的介護保険制度の要介護2以上に認定されたときか、所定の認知症・寝たきりによる要介護状態が180日以上続いたときに、
100万円もらえる。
というものです。
あまり聞きなれない言葉ですよね。これは国の制度で、40歳以上の人はみんな『介護保険料』というものを納めるようになるんですが、介護保険料を納めた人たちが条件を満たす介護状態になれば、国から保障が受けられるという制度です。
詳しくは厚生労働省のページを見てみましょう。→介護保険制度について。
そんなことありません。条件はありますが、40歳にならない人でももらえる場合はあるんです。下の黒板に、もらえる人の条件を書いてみました。
①病気かケガで公的介護保険制度の要介護2以上に認定された65歳以上の人。
②公的医療保険に加入していて、介護保険法施行令第2条に規定された特定疾病が原因で、公的介護保険制度の要介護2以上に認定された、40歳~64歳の人。
(規定の特定疾病とは、末期がんや関節リウマチなど。詳しくは厚生労働省のページ→特定疾病とはを見てみて下さい。)
③所定の認知症・寝たきりによる要介護状態が180日以上続いたとき。
年齢の制限がないのは③番ですね。公的介護保険制度の要介護2以上でなくても、ケガや病気で要介護状態が続いたときは、年齢に関係なくもらえる可能性がありますね。
要介護2とは、カンタンに言えば軽度の介護を必要とする状態です。食事や排泄、入浴などに何らかの介助を必要とすることがある。そのための介護の時間が50分以上必要な状態。ただ細かい基準があるので、これも詳しくは厚生労働省のページで確認しましょう。→要介護状態について。
そうですよね。ただ、介護が必要なときにお金は本当の意味で命綱です。この特約を考えるなら、自分がしっかり理解できるまで、保険のプロに突っ込んで聞きましょう。わからないことは聞いて納得する。これが大事なんですよ。
メリットとしては、介護状態の時に健康なときから備えられるということですが、デメリットとしては、そもそも介護状態の時に100万円じゃ足らない、ということです。しっかりした介護の保障が欲しいなら、他の介護専用の保険を探した方がいいと思います。
フレキシィゴールドS 介護一時金の保険料は?
では保険料を見てみましょう。
旦那くんは25歳。
入院日額5000円、入院手術5万円、外来手術1.25万円、先進医療の基本保障に、介護一時金をつけて入ったとすると、
月額4,416円。
介護一時金をつけないと3,136円なので、差額の1,280円が介護一時金の料金です。
30歳だと4,816円(介護一時金の保険料1,460円)
35歳だと5,186円(同1,600円)
40歳だと5,661円(同1,780円)
50歳だと6,631円(同2,030円)
奥さんは25歳。
奥さんも旦那くんと同じ保障に入ったとすると、
月額4,661円。
介護一時金をつけないと3,211円なので、差額の1,450円が介護一時金の料金です。
30歳だと4,966円(介護一時金の保険料1,660円)
35歳だと5,301円(同1,870円)
40歳だと5,746円(同2,150円)
50歳だと6,931円(同2,680円)
ちょっと高いですよね。そして介護のお金としても100万円では充分とは言えないので、お金に余裕があるなら念のためにつけておく、ぐらいがいいと思います。繰り返しですが、しっかり介護に備えたいなら介護専用の保険も探してみましょう。→介護専用の他の保険を探す
フレキシィゴールドS 認知症一時金の内容と、メリット・デメリットは?
認知症一時金はシンプルです。
・保障が始まってから180日目以降に、初めて認知症と診断されたとき、100万円が貰える。
・認知症一時金は30歳からつけられる。
という保障です。
そうですよね。誰もが認知症になるなんてずっと先の話、と考えていると思いますが、そのとき必要なお金を備えられるのは健康なうちだけです。毎日忙しくてなかなかそこまでは考えられないものですが、『認知症に備える』というのは、将来のリスクのために必要かもしれませんね。
メリットとしては、やはり健康なうちに認知症に備えられるというところ。
デメリットとしては、こちらも認知症の保障としては正直足りない、というところ。
認知症の時に100万円あれば助かりますが、100万円ですべてがまかなえるはずもありません。認知症画本気で心配なら、認知症専用の保険を一度探してみましょう。
フレキシィゴールドS 認知症一時金の保険料は?
では試算してみましょう。認知症一時金がつけられるのは30歳からなので、30歳から試算しますね。
旦那くんが30歳で、
入院日額5000円、入院手術5万円、外来手術1.25万円、先進医療の基本保障に、認知症一時金をつけて入ったとすると、
月額4,716円。
認知症一時金をつけないと3,356円なので、差額の1,360円が認知症一時金の料金です。
35歳だと5,076円(認知症一時金の保険料1,490円)
40歳だと5,561円(同1,680円)
50歳だと6,331円(同1,730円)
奥さんがが30歳で、
旦那くんと同じ保障に入ったとすると、
月額5,026円。
認知症一時金をつけないと3,306円なので、差額の1,720円が認知症一時金の料金です。
35歳だと5,391円(認知症一時金の保険料1,960円)
40歳だと5,876円(同2,280円)
50歳だと6,921円(同2,670円)
そうなんです。認知症にかかるリスクが女性の方が高いのかもしれません。もし認知症が本気で心配なら、認知症専用の保険も探してみて下さいね。→認知症専用の保険を探す
フレキシィゴールドS 介護一時金・認知症一時金 まとめ
では介護一時金と認知症一時金をまとめますね。
介護一時金
- ①病気かケガで公的介護保険制度の要介護2以上に認定された65歳以上の人。
- ②公的医療保険に加入していて、介護保険法施行令第2条に規定された特定疾病が原因で、公的介護保険制度の要介護2以上に認定された、40歳~64歳の人。
- ③所定の認知症・寝たきりによる要介護状態が180日以上続いたとき。
が100万円もらえる。
認知症一時金
- 保障が始まってから180日目以降に、初めて認知症と診断されたとき、100万円が貰える。
- 認知症一時金は30歳からつけられる。
どちらも将来的には大きなリスクであることは間違いありません。ただ、この保障をつけると保険料がそれなりに高くなってしまうことと、100万円の保障では充分な保障とは言えないところが問題です。もし本気で介護と認知症の保障を探すなら、他の専用の保険を比較してみることを忘れないでください。→介護と認知症の他の保険を探す
そしてフレキシィエスゴールドが気になっているなら、他の特約もチェックして、あなたにピッタリの保障を調べてみて下さいね。
告知が知りたいなら👇
基本の入院・手術・先進医療を知っておきたい👇
健康祝金は本当にお得なの?👇
ガンの保障は👇
通院保障は必要かな?👇
他の保険も調べるなら→生命保険を比較する。
特約をすべてまとめて知りたい場合は下のまとめのページが便利です👇
フレキシィゴールドS 知っておきたい注意点は?
注意点、ありますよ。これはすごく大事な注意点なのでしっかり読んでおいて欲しいんですが、
持病があっても申し込みしやすい分、健康な人の保険に比べて保険料が高くなっている。
ということ。これは引受基準緩和型の保険はどこの保険も一緒です。
でも、もしかして持病があるからって普通の保険を最初からあきらめていませんか?病気をしたことがあるからと、最初から引受基準緩和型の保険を選んでしまっていませんか?
実は、持病がある人も普通の保険に入れる可能性があるんです。
そうなんです。たとえガンにかかったことがあっても、持病の通院治療中でも、場合によっては普通の保険に入れる可能性だってあるんです。
管理人が保険の相談を受けていると本当によくあるんですが、持病を持っている人は普通の保険を検討していないことが多いんです。でも、
持病があっても、病歴があっても、普通の保険に入れることがあるんです。
普通の保険に申込む場合は、病歴や治療の期間などを申込の時に詳しく申告することになるんですが、詳しく書くことで、逆に普通の保険に問題なく入れることがあるんです。
それか、体の特定の場所(例えば腎臓や大腸など)の保障が一定期間されないという条件をつけて入れる場合もあります。もし普通の保険に入れれば、保険料をかなり安くできますよ。
そうなんです。コレ、意外に知らない人が多いんです。
なのでまずは、持病や病歴があっても、普通の保険に入れるか調べてみましょう。
そこですよね。どんな持病や病歴なら普通の保険に入れるかというのは、保険会社は公表していません。つまりネットで調べていても答えは永遠に出てきません。ならどうすればわかるかというと、
FPさん(ファイナンシャルプランナー。保険とお金のプロの相談員)に直接聞くことです。
FPさんなら保険会社に直接聞いて調べることができるので、あなたが普通の保険に入れるのかどうかすぐに目安を知ることができますよ(調べるのに多少時間はかかるかもしれません)。
それはやっぱり、街の保険ショップで話を聞くのが安心感がありませんか?
いつも行く商店街、ショッピングモール、銀行、職場の近くで、保険屋さんの看板を見かけたことはありませんか?普段気にしていないからお店の名前までは憶えていなくても、「そういえばあそこにあったな」とは誰でも思い当たる場所がありますよね?
保険の相談をお店でしたいなら、保険クリニックの予約をしましょう。
保険クリニックは全国187店舗。保険のアドバイスショップとして19年の実績と信頼があり、顧客満足度も86.9%の人が「相談してよかった!」と言っています。
顧客満足度が高いのは『無理な勧誘はしない』という証。
保険を相談するとき、誰もが心配なのが「相談したら強引に加入させられるんじゃないか…?」ということですが、そんなことをしていたら顧客満足度は上がらず19年も続けることはできません。保険クリニックなら、保険の相談から他社との比較、申込みまで、無理なく安心して進めることができますよ。
なぜ予約するかというと、だってわざわざ行ってお店が混んでいて話が聞けなかったら意味がないから、それだけです。それだけですが、それが重要なんです。
保険の相談は、混んでてもちょっと5分だけ、というわけにはいきません。お金のことや家族の将来の安心のことが聞きたいのに、5分で終わる相談じゃ相談にならないですよね。
保険の相談は一時間くらいは時間を見て、家族がいれば家族で行くのがベストです。初めて行くならまずは保険の不安やお金のこと、家族の病気の心配にはどれくらい備えがいるのかを教えてもらいましょう。そしてあなたの家族にピッタリの保険をいくつか提案してもらってみて下さい。
そしてその場では決めず、家に持ち帰ってもう一度じっくり考えてから、希望に合った保険に申込むのがいいんです。保険を考えるときはそれぐらいじっくり決めるのが、損をしないために必要なことですよ。
当然そういう人もいますよね。それに子供が小さくてお店に行けないお母さんや、行く時間がない人だっていますよね?
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でも自宅に呼ぶのに、誰かわからない人を呼ぶのは誰だって嫌ですよね?
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どんな相談でも、顔と経歴がわかっている人に相談できるのは安心感が違います。そしてそのFPさんが担当したお客様のコメントも見ることができるので、相談をする人がどんな人なのか事前に知ることができるんです。
保険の話はお金、将来のこと、病歴など、プライベートなことばかりです。そんな大切なプライベートな話を外でするのに抵抗があるのなら、
自宅で安心して相談できるFPさんを見つけましょう。
そうすれば心配なことは全部聞いてもらえて、保険で損をすることなく、きっと最高の保険を見つけることができますよ。