こんにちは。保険会社のカスタマーセンターに12年勤めた管理人のタロさんです。
お客様の相談に毎日応え続けた経験から、メットライフ生命のフレキシィ S(Flexi S)についてパンフレットよりもわかりやすく説明します。
正直メットライフ生命のHPはイマイチわかりにくく試算もしにくいので、フレキシィ Sを考えている人は5分だけ時間を使って読んでみて下さい。
さてさて、フレキシィ Sは、
・安心の一生保障。
・設計の自由度が高い。
・三大疾病の一時金が充実。
・5年ごとの健康祝金をつけられる。
といった特徴で人気の高い保険です。ここではフレキシィSの保障の中から、
・通院保障
・女性専用入院上乗せ保障
・七疾病入院延長保障
の特約を解説します。
この3つの保障はフレキシィSに入る人のほぼ50%の人がつけている保障です。どれもメインの入院保障につけ足して、『ちょっと心配』な部分をカバーできるのが人気の秘密です。
ならどんな保障なのかが気になるところ。その内容を1つ1つ詳しく見ていきましょう。
Contents
フレキシィ S 通院保障の内容と、メリット・デメリットは?
ですよね。通院特約は保険を考えるときの定番です。この保障は加入者のうち男性だと49%、女性だと50%の人がつけています。そして30代以下の若い年代ほどつける人が多いのが特徴です。ではどんな内容かというと、
・退院した後の通院が対象。
・退院日から180日以内の通院が、30回まで保障。
・もらえる金額は入院保障日額の60%。
という保障です。
メリットは、やはり退院した後の通院にかかるお金がカバーできるというところ。厚生労働省の調査によると、退院後79%の人が通院をして治療をしています。通院1回の金額は少なくても、2回も3回も通院すればそれなりのお金がかかります。交通費だってバカになりません。そこをカバーできるのは嬉しいですね。
デメリットは、保障の金額が小さいところ。入院保障の60%ですから、入院1日5000円の保障の人の通院保障は3000円です。あれば助かりますが、ガンなどの大きな病気の通院の場合は正直物足りません。なので、あくまで『ちょっと安心』な保障ということですね。
フレキシィ S 通院保障の保険料は?
はい。では保険料を見てみましょう。
旦那くんは25歳。
入院日額5000円、外来手術2.5万円、入院手術10万円、先進医療の保障に、通院保障3000円をつけた場合、
月額1592円。
基本保障だけだと1382円なので、差額の210円が通院保障の保険料です。
30歳なら1823円(通院保障の保険料は246円)
35歳なら2106円(通院保障の保険料は294円)です。
奥さんも旦那くんと同じ25歳。プランも同じものに入ったとすると、
月額1746円。
基本保障だけだと1542円なので、差額の204円が通院保障の保険料です。
30歳なら1854円(通院保障の保険料は222円)
35歳なら2006円(通院保障の保険料は249円)です。
(全てメットライフ生命HPで試算。金額は2019年2月23日のものです。自分で計算したい場合はこちら→メットライフ生命公式HP)
そうなんです。通院保障はあれば嬉しいけど本当に必要かな?と迷う保障ですが、保険料がこれだけ安いならつけてもいいかもしれませんね。
フレキシィ S 女性専用入院上乗せ保障の内容と、メリットデメリットは?
そうですそうです、この保障は呼んで字のごとく、
女性特有の病気のときに、入院保障が上乗せされる保障です。
この保障はフレキシィS加入者のうち、49%の女性がつけています。具体的にどんなときに入院保障が上乗せされるかというと、
・帝王切開
・切迫早産
・子宮筋腫
・乳がん
などの、女性特有の病気の時。
そうなんです。しかも女性特有の病気だけではなく、
・ガン全般も保障対象。
なんです。
そうなんです。乳ガンや子宮ガンなどの女性特有のガンだけじゃななく、ガン全般が対象なんです。そしてガンだけじゃなく、『女性がかかりやすい病気』も対象です。どんな病気が対象なのか、下の黒板にまとめてみました。
- 悪性新生物
全般 - 上皮内新生物
全般 - 良性新生物
乳房の良性新生物、子宮平滑筋種、甲状腺の良性新生物など - 循環器系の疾患
低血圧症など - 筋骨格系・結合組織の疾患
関節リウマチなど - 腎尿路生殖器系の疾患
腎不全・腎結石・尿路結石など - 妊娠・分娩に関する疾患
流産、多胎分娩、帝王切開など
一見すると女性疾病というイメージではない尿路結石なども対象なんです。そして保障される日数は、
1回の入院で60日まで。通算1095日まで保障されます。
上記の病気や女性疾病の時はメインの入院保障にプラスして入院保障が受けられるので、女性が安心の特約なんですね。
メリットは、帝王切開などの女性が心配な状況の時に安心感が得られるところ。帝王切開は今は5人に1人が受けるほど一般的で、保険会社にも常に請求が入ります。そんな時にこの保障があれば入院保障が多くもらえるので嬉しいですね。
デメリットは、この保障をつけるなら、そもそも入院保障の金額を上げた方がいいのではないか?というところ。
当然ですが、女性疾病上乗せ保障では保障できる病気に制限があります。対象の病気の時には安心ですが、対象外の病気だって当然あります。ならこの特約ではなく、元々の入院保障を多くしておいた方が安心かもしれません。ただメインの入院保障を上げるより、この保障をつけた方が保険料は安いので、そこが検討のポイントです。
フレキシィ S 女性疾病上乗せ保障の保険料は?
はい。では早速保険料を見ていきましょう。
奥さんは25歳。
入院日額5000円、外来手術2.5万円、入院手術10万円、先進医療の基本保障に、女性疾病上乗せ保障を日額5000円でつけた場合、
月額1917円。
基本保障だけだと1542円なので、差額の375円が女性疾病上乗せ保障の保険料です。
基本保障の入院日額を1万円にして、女性疾病入院上乗せをつけない場合は、2977円なので、女性疾病が心配ならこの保障の方がかなり安くつけられます。
30歳だと月2002円(女性疾病入院上乗せの保険料370円)。
35歳だと月2107円(女性疾病入院上乗せの保険料350円)です。
(全てメットライフ生命HPで試算。金額は2019年2月23日のものです。自分で計算したい場合はこちら→メットライフ生命公式HP)
メインの入院保障を上げるより、女性疾病入院上乗せをつけた方がかなり安いです。保険料は安く抑えたいけど、女性疾病に備えたい人はこの特約がいいですね。
フレキシィ S 七疾病入院延長保障の内容と、メリット・デメリットは?
はい。この保障は、日本人がかかりやすい七大生活習慣病の時に入院保障が延長される、という保障です。
この保障はフレキシィSの加入者のうち、男性で47%、女性は44%の人がつけています。男性の方が七疾病が心配な人が多いんですね。では七疾病がどんな病気かというと、
- ガン(悪性新生物・上皮内新生物)
- 糖尿病
- 心疾患
- 高血圧性疾患
- 脳血管疾患
- 肝疾患
- 腎疾患
の病気のことです。七疾病入院延長の保障をつけると、この病気の時に入院保障の日数が長くなります。どれだけ長くなるかというと、
・日数無制限で七疾病の入院が保障される。
そうなんです。メインの入院保障が60日まであるわけですが、この保障をつけていれば、七疾病で入院したときには無制限で入院保障が受けられるんです。
そこなんです。今は入院は短いことが多いのでそんなに長い保障が必要かどうか、というところなんですが、
脳血管疾患の平均入院日数は89.5日。
脳卒中などの脳血管疾患の時は、平均入院日数が他の病気に比べて群を抜いて高くなっています。脳卒中はリハビリ入院が長引くことも多く、メインの入院保障だけじゃ足りません。また、糖尿病や肝疾患(肝硬変など)も、入院が必要になると長引く傾向にあります。なので、将来的に大きな病気に備えておきたいなら、この保障はいいと思いますよ。
メリットは、三大疾病(ガン・心疾患・脳血管疾患)ではなく、七疾病の保障というところ。他社にも入院延長の保障はありますが、三大疾病のみ延長される保険も多く、七疾病での入院延長というのはフレキシィSの大きな特徴です。
デメリットは、長期入院の保障が必要かどうか迷うところ。日本人がかかりやすい七大疾病とはいえ、かかったら誰もが長期入院をするとは限りません。ガンでも今は入院日数の平均は19.9日です。なのでつける場合は、タバコを吸っていたり家族に脳卒中などで闘病された方がいる場合など、自分に七疾病での入院リスクが高いかどうかで検討しましょう。
フレキシィ S 七疾病入院延長保障の保険料は?
はい。では具体的に試算してみましょう。
旦那くんは25歳。
入院日額5000円、外来手術2.5万円、入院手術10万円、先進医療の保障に、七疾病入院延長保障5000円をつけた場合、
月額1582円。
基本保障だけだと1382円なので、差額の200円が七疾病入院延長保障の保険料です。
30歳なら1817円(七疾病入院延長の保険料は185円)
35歳なら2107円(七疾病入院延長の保険料は295円)です。
奥さんも旦那くんと同じ25歳。プランも同じものに入ったとすると、
月額1742円。
基本保障だけだと1542円なので、差額の200円が七疾病入院延長保障の保険料です。
30歳なら1872円(七疾病入院延長の保険料は240円)
35歳なら2052円(七疾病入院延長の保険料は295円)です。
(全てメットライフ生命HPで試算。金額は2019年2月23日のものです。自分で計算したい場合はこちら→メットライフ生命公式HP)
そうなんです。そもそも七疾病でも長期入院するリスクはそれほど高くないので、保険料も安めです。でもだからこそ付けやすい保障です。脳卒中などの将来の入院リスクに備えたい人は、つけておけば安心の保障ですね。
フレキシィ S 通院保障・女性専用入院上乗せ保障・七疾病入院延長保障 まとめ
基本の保障に、安い保険料で安心をプラスできる通院保障・女性専用入院上乗せ保障・七疾病入院延長保障。メインの入院保障に、ちょい足しで保障を考えるならこの3つはオススメです。その保障内容をまとめると、
通院保障
- 退院した後の通院が対象。
- 退院日から180日以内の通院が、30回まで保障。
- もらえる金額は入院保障日額の60%。
女性疾病入院上乗せ保障
- 帝王切開、子宮筋腫などの、女性特有の病気の時に入院保障が上乗せされる。
- 女性疾病だけじゃなく、ガン全般も保障対象。
- 他に、女性がかかりやすい病気も対象。
- 1回の入院で60日まで、通算1095日まで保障される。
七疾病入院延長保障
- 日本人がかかりやす七大疾病の時に入院保障が無制限で延長される。
- 七疾病とは、ガン・心疾患・脳血管疾患・高血圧性疾患・糖尿病・肝疾患・腎疾患のこと。
ですね。入院保障だけではちょっと心配、という時には、この保障も考えてみて下さいね。そして他の保障も見たい場合は、下のリンクから詳細ページに行けますよ。
基本の入院・手術・先進医療の保障☟
健康祝金と、短期入院でのまとまった保障が欲しい人☟
ガンと三大疾病の特約☟
老後と死亡の保障☟
フレキシィ S 申し込むにはどうしたらいいの?
さてさて、ではフレキシィSに申込むにはどうすればいいかというと、やっぱり定番は街の保険屋さんで申し込むことです。お店にいきなりいってもいいですが、休日に行くと込み合っていて話を聞けないことあるので予約していくと待ち時間もなくて便利です。お店の予約は保険相談ニアエルでできますよ。
保険相談ニアエルなら、全国1200店舗の保険ショップの中から、いつもの駅ビルやショッピングセンターにある身近なお店の予約ができます。もちろん相談だけでもOK。フレキシィSと他の保険を比較したいという場合も、相談員さんがしっかり教えてくれますよ。せっかく保険屋さんに相談するなら、自分に合っているお得な保険を探したいですもんね。気になることは全部聞いてきちゃいましょう!
子どもが小さくてお店には行けない、お店は遠いから行くのが面倒くさい!という人は、保険マンモス
がおすすめです。
保険マンモスは全国各地のファイナンシャルプランナーさんが、自宅や近くのカフェまで来てくれます。保険マンモスのいいところはサービス重視というところ。自宅に呼ぶなら強引な人じゃ嫌ですよね? 保険マンモスではマナーや信頼感をお客様アンケートで数値化しているので、相談員さんの質が高いんです。もちろん相談は無料。もうフレキシィSに申込みたい人も、他の保険と比べたい人も、必ず役立つ助言が受けられますよ。
どちらも強引な勧誘はしないことで評判をあげているところなので、納得いくまで保険について聞いてみましょう。
とはいえ、いきなり知らない人に相談するのは気が引けますよね。お金のことや将来の心配、病気の相談をするのに相手がどんな人かもわからないんじゃ正直相談するのは不安です。
そんな人は、相談するファイナンシャルプランナーを指名できる、「FPのチカラ」を利用しましょう。このサイトなら、自分の住んでる地域、家族構成、相談したい内容などからFPさんを指名して相談することができます。顔写真やプロフィールからFPさんの雰囲気がはっきりわかるので、安心して相談することができますよ。
相談して納得できたらフレキシィSに申込みましょう。納得できなければ、他の保険を提案してもらいましょう。保険は自分が納得して入ることが、実は一番大事なんですよ